成功している人の多くは日記を付けていると言われています。
また、日記を付けるとメンタルが安定し、人生の幸福感が高まるといった研究結果もあります。
日記は、想い出を懐かしく振り返るだけでも素晴らしいものですが、ストレス解消など様々なメリットがあるのです。
筆者も毎日日記を書いていますが、書き終えた後は気持ちがスッキリし、心が軽くなるのを実感します。
また、定期的に振り返りを行うことで、改善や成長を手助けしてくれるという効果もあります。
それでは、日記をどのように活用し、人生を変えていけるのか確認していきましょう。
『幸せになりたい』『悩みから解放されたい』『お金持ちになりたい』...日記は、私たちの多くが悩んでいることの解決を手助けしてくれます。
日記を書く時には自分の状況や考え、それをどう変えたいのか、そのために何をするのか自分の頭で整理しないといけないからです。
私たちの夢や希望を抱き、悩みながら現状を変えたいと思っています。
そして、その悩みは、金銭的なものでも人間関係でも全て自分で解決しなければなりません。
親が子に事業を継承する場合など、金銭的・社会的にサポートしてくれるケースも稀にあります。
しかし、多くの場合そうではありません。
夢を実現するにせよ、悩みを解消するにせよ、その時々自分の考えをクリアにし納得して生きればストレスはなくなります。
日記を書くと、考えを整理が整理されるので、現状を変えたい私たちの手助けとなってくれます。
日記を書くことは大きく分けて『頭が良くなる』『成長する』『幸福感が高まる』という3つの大きなメリットがあります。
毎日、記憶を呼び起し、文章化するので思考が整理され、メンタルも安定します。
これらは、仕事の面でも、日常生活を送る上でも非常にメリットがあるものです。
次に具体的な効果を見ていきましょう。
日記を付けると記憶力が良くなります。
日記を書くためには、一日の出来事を思い出す必要があるためです。
記憶を呼び起こし、何を書くかを取捨選択し、その時の感情を呼び起こすことで脳が活性化されます。
また、短時間で考えを文章にまとめるという作業は集中力の訓練にもなります。
記憶や考えを文章にまとめ上げる作業は文章力・表現力の強化に役立ちます。
個々の事実や感情を日記としてアウトプットするために構成や表現を考えないといけないからです。
文章化することは、ただ考えているより圧倒的に難しい作業です。
毎日行うとそれだけで相当なトレーニング量になります。
また、文章化することで語彙力もアップし、思考力・発想力も強化されます。
これらの効果は仕事や勉強に直接的な役立ちますので、それだけでも日記を付ける意義は十分にあります。
日記を書くことで生活の幸福感が高まり、ポジティブに生きることができます。
文章として書き出すことで、気持ちの整理を付けることができるからです。
書く内容は、良いことでも、悪いことでも構いません。
良い事を書く | 良い思い出も頭に呼び起こす事で幸福感が増幅する |
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悪い事を書く | 書き出すだけで憂さ晴らしになります。また、客観的に振り返る事で道筋立てて対処法を考えることもできるようになる |
考え中の事を書く | 悩みなどなど結論の出ていない事は、その時点の状況を日記に書き記すことで一旦忘れることができる |
日記には、良いことを書いても、嫌な事を書いてもを、気持ちをポジティブに切り替えてくれるありがたい効能があります。
自己肯定感が高いと、自信をもって生活することがでます。
しかし、人間の脳は、放っておくとネガティブに考えてしまう性質があるのです。
「自己肯定感diary」は自己肯定感を高く保つことが仕組みとして組み込まれているので手順に従って日記をつけるだけで人生が好転します。
実際にあった事実を書くと同時になぜそのように思ったか?なぜそのような結果となったのか?を考えることで自分の行動を客観的に分析できるようになります。
客観的な自己分析を行うことで、感情と状況とを切り離しより冷静な判断を行うように改善することができるようになります。
このような分析は、時間をおいて振り返りを行うとさらに強化されます。
日記は書くことで、書く人の成長に役立てることができます。
日記を付ける際に、自己評価を行い、課題を見つけることで次はどうして行くのか、対策を考える事ができるからです。
その際、あらかじめ目標を設定しておくと、目標と現実の差を評価できるので、改善の効果がさらに高まります。
日記を書くことで、過去の反省をもとにステップアップしていくことができます。
振り返りを習慣化する10年日記というものがあります。
10年分の今日を1ページで書くことで、毎日、去年の今日、おととしの今日と現在の自分を比較することが仕組化されています。
無料のツールも提供されていますので、試してみてはいかがでしょうか?
毎日日記を書くと、生活のストレスや悩みを減らすことができます。
日記に書くことで一旦気持ちを切り替えることができるからです。
日々生活を送っていると、嫌な事や悩み事が常に発生します。
悩みや怒りにいつまでも囚われてしまい、他の事が手につかなくなってしまうのは非常にもったいないことです。
ですが、日記に書けば、解決はしないまでも、一旦気持ちを切り替えることができます。
悩みごとの多くは、考える必要はあるが悩み続けたからと言って前進するものでもありません。
悩みを一旦日記に書き出し、「状況は書き出した、必要な時にもう一回考えよう。日記が覚えていてくれるからそれまで忘れてよし。」
などと割り切ってしまえば、気持ちを切り替えて、目の前の課題に向き合うことができるのです。
かのデールカーネギーも有名な著、「まず悩みを紙に書き出しなさい、悩みの9割は実際は起こらない。」と書いています。
まずは悩みを書き出すだけでもストレスが解消するものです。
毎日日記を書くことで、それ自体が達成感となり自信が付きます。
そのためには、継続して書く必要があります。
文章を書くことが苦手な方も、まずは毎日日記帳に向かって1行でもいいのでその日に起こったこと、その日に感じたこと、明日取り組むことなどを書いてみましょう。
日記を続けたことそれ自体があなたの自信となり、毎日をより幸福に生きることができます。
日記を書く方法には、1行日記、3行日記といったあまり時間を書けないメソッドもあります。
次の投稿では、日記の書き方の例、続けるコツなどをまとめています。
日記を始めたいが、続けられるか自信のない方は参考にしてみてください。
日記は、単に日々の出来事を記録できるというだけでない様々なメリットがある事をご紹介しました。
これらのメリットを最大限に活かすためには、継続して振り返り、分析、改善を繰り返すことが重要です。
毎日日記を書き、日記を活用して人生を充実させましょう。
10年日記を無料で利用できる便利なWebツール『10年日記プラス』をご紹介します。
『10年日記プラス』は、全機能スマホ対応。便利な機能で継続と振り返りをサポートします。