私たちは常に仕事や人間関係のストレスの中で生きています。
毎日を幸せに生きたいと思っているものの、日々新たに発生する怒りの感情を上手く整理するのは難しい事です。
こうしたイライラを放置しておけば、気持がスッキリしないばかりでなく、体調を崩してしまうことすらあります。
今回紹介する「3行日記」は、スポーツドクターである順天堂大学の小林弘幸教授が提唱する日記の活用方法です。
毎晩寝る前に「3行日記」を書くことで自律神経が整い、メンタルの安定から病気の予防にもなるというすごい効果があります。
今回の投稿では、「3行日記」の効果と書き方をごく簡単に解説していきます。
ストレスや不安が多い方、仕事でパフォーマンスを上げたいと思っている方はぜひ挑戦してみてください。
現代人は、次々に処理しなければいけない仕事や情報、人間関係など、日々ストレスにさらされています。
日々心に起こるイライラや怒りなどの感情を整理しないでいると、やがて、自立神経のバランスが乱れてしまいます。
自立神経が乱れると、仕事や生活に対するモチベーションが下がってしまいます。
さらに悪化すると、不安や緊張のあまり吐き気や、だるさ、肩こり、不眠など生活に支障をきたすこともありうるのです。
ですから、体調が悪化する前に、ストレスを切り離し意識して副交感神経優位にする必要があるのです。
イライラが溜まった気持ちを「3行日記」で上手に整理することができます。
「3行日記」を書くと、その日にあった嫌なことに区切りをつけリセットしてくれる効果があるからです。
日々仕事に追われ、あふれる情報を処理している私たちの神経は、常に興奮し、交感神経優位(集中・緊張した状態)になりがちです。
「3行日記」は、非常にシンプルな方法ですが、自分の気持ちを振り返り、客観的に整理する手助けをしてくれます。
次に、「3行日記」を書く際の具体的な手順を確認しましょう。
「3行日記」は気持ちを整理するために行うものです。
その効果が高まるよう、次のようなルールの下で行います。
「3行日記」の書き方は非常にに簡単です。
次の3つの事柄を1つ1つ順を追って思い起こし、日記帳に手書きしていきます。
「今日一番イヤだったこと」を書くことで、自分が一体何に怒りを感じるのか?どんなことに囚われているのかを把握することができます。
また、ネガティブなことを書くことでストレス発散にもなります。
「今日一番うれしかったこと」を書くことで、気持ちを前向きに切り替えることができます。
また、嫌な事を思い出したときに、「良いこともあったのだ」と客観的に向き合えるようにもなります。
気持ちの整理が終わった後に、最後に「明日の目標」を書きます。
過去の怒りから気持ちを切り離し、未来に目を向けることでスッキリとした気持ちで今日を終えることができます。
今回は、気持ちを整理して健康的な生活を送るための日記の活用法「3行日記」の効果と書き方についてご紹介しました。
「3行日記」を継続することでメンタルが安定し、人生が好転します。ぜひご活用ください。
この投稿だけでも「3行日記」の書き方はおおよそ理解できますが、医学的な効果については当ブログここでは書くことができません。
詳しく知りたい方は、小林弘幸先生のご著書を確認することをお勧めします。
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